岡山→鳥取
こんばんは。青馬窯銭本です。
鳥取にいった目的はここ。
「植田正治写真美術館」
美術館の内部には数箇所ガラスがきられていて、
壮大な大山がながめられるようになっています。
見事な借景。大山を水辺に写しこんで楽しむ計らいも粋な建築です。
いつもは口数の多い二人ですが、
あまりの美しさにここでは静かにしばらく景色に見入っていました
植田正治の特徴は演出写真です。
写真家土門拳が活躍していた時代、誰もが写真はドキュメントを撮るものだと思っていたでしょう。
なのに、時同じくして、計算尽くされた構図に演出した対象をまるで絵画のような写真表現した植田正治。その果敢なオリジナリティーは写真の繊細さとは裏腹にものすごいエネルギーを感じました。
展示を見た後、大山の雄大な景色を眺めながら、新たな創作意欲を掻き立てられた二人でしたが。。
単細胞の私たち。
私たちの演出写真は、どこまでもまぬけなのでした。
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コメント
鳥取に行ってからまだ1ヶ月も経っていないのに、
もうずいぶん前のことのようだわー。
なつかしい…。
投稿: yumizu | 2010年6月 1日 (火) 00時59分
遠い彼方やね。お互い忙しすぎますなー。奇しくも植田正治写真館の6月12日からの展示「雲」がテーマみたいよ。ここんとこ雲をみてないと話してたとこだからびっくりしたわ。
投稿: mari | 2010年6月 1日 (火) 01時09分