馬耳西風に感謝。
こんばんは。青馬窯銭本です。
昨日、
相棒が私のプリーツの皿が鮎家さんのお歳暮カタログに採用されたことを、
書いてくれましたが、
実は私はまだそのカタログをみていません。。
残念ながら、岡山のデパートには鮎家さんがないので。。。
なので、初めて相棒のブログで掲載されている自分の作品をみたのですが、
ほんとに汗がだらり。。。恥ずかしいったらありゃしない。
なんといいますか。。。
自分の分身が、必要以上にかっこつけて気取ってる写真をみたような。。そんなかんじ。
しかしとっても光栄です。
食器はあくまでも主張しすぎないように作りたいと思いながらも
この作品はかなり個性的なので、心配していましたが、
このように食べ物の美しさを引き出せると理解してつかっていただいたこと、
大変感謝しております。
プリーツ皿。
実は馬耳西風というユニットがなかったら生まれてこなかったのです。
2008年の馬耳西風の展示会は、まえかけと陶器のモチーフあわせを試みました。
「線」というテーマを我が家で話し合っていたとき、
ふと、この「プリーツ」が浮かんだのです。
早速二人で工房にいって、プリーツの表現を試作しました。
ちょっとした突起線が生み出す影が予想以上にきれいで、二人で小さなテストピースを見て、かすかな手ごたえを感じたことを覚えています。
これが布のプリーツ、陶器のプリーツをあわすという試みをスタートさせた瞬間でした。
まえかけと陶器のユニットですので、お互いいつも相手の素材から刺激を受けて、表現することを意識しています。そうすることでいままで考えもつかなかった新しい質感が生まれたり、楽しい表現ができたりします。
馬耳西風だからできること、生み出せること。
まだまだたくさんありそうです。
この場を借りて、
Thanks 相棒!
そして、まだまだ創り出していきましょう!
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コメント
今回の鮎家のパンフレット掲載は、
去年、小嶋ルミさんがまえかけを締めてテレビに出てくださった時と、メディアへの露出の仕方が似ているなと感じます。
どちらの場合も、器とまえかけという「脇役」としての道具の本質に
忠実な使いかたをしていただいているのは、
作品が正しく評価されている証と、自負していいのかな。
そして、あの時小嶋ルミさんとの出会いの場を
作ってくれたのはあなたです。
一人でやるよりも、作品の巾が広がったり、
人との出会いのチャンスが増えたり、
なにより楽しさが倍増するのがユニットの醍醐味ですね。
投稿: yumizu | 2010年11月 7日 (日) 21時48分
脇役としての道具の本質。。。
んーいい表現です。
また二人の不思議なご縁がどんどん広がって楽しくなっていけばいいね。
投稿: mari | 2010年11月 8日 (月) 01時09分
>mariさん
うふっ。
いい表現でしょ。
ワタシのこと見直したでしょ
投稿: yumizu | 2010年11月 8日 (月) 08時22分