青馬窯

2011年9月28日 (水)

朽ちる土(土の記憶)

こんにちは。

青馬窯銭本です。

相棒の朽ちる布に続き、
私の土のほうも少しづつ完成してきましたので
朽ち美展を前にちょこっとお披露目。。


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命あるものでも、道具としてのものでも。。。
ものは朽ちたら「土に戻る」とよく表現されます。

命を全うし、土に戻る美しさをとどめられたら、
と挑戦してみた”土の記憶”です。

その儚さと繊細さを、
より伝えられるように、土壌になる土の部分は泡を立て
メレンゲのようなテキスチャにしました。
その上や中に、土にもどっていく素材を閉じ込め、
長い時間かけてゆっくり乾燥させ、
高温で焼き固めたら、
それは二度とカタチをかえない、
永遠のカタチとなりました。

普段、食器を作っている私ですが、

今回の展示会では、今まで使っていた
素材の意外な可能性を見いだすことができたように思います。


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2011年9月12日 (月)

朽ちていく。

こんばんは。
青馬窯銭本です。

10月7日から開催されるグループ展。
何だかいつもの作品とは違うな、と感じられた方!
そうです、今回私たちが挑戦するテーマはコレ!

「朽ちていくもの」

私もここのところ、
土の持つ、朽ちていく美しさはなんだろう。。。
と頭を悩ませています。

アホな頭を使うより、まず土と遊んでみよう!

。。。。ということで、

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こんなことしたり。。

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こんなことしたり。。

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こんなことしてます。

同じ土でも、水分をコントロールすることで様々なテキスチャが生まれてきます。

朽ちていく、その最後の瞬間の美しさを焼き固めたい!
陶芸家としての醍醐味です。
今回は新しい挑戦がイロイロできそう。

楽しみです。

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2011年9月 3日 (土)

制作中。

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10月のグループ展。
花、消しゴム、布、土を扱う作家が、
ある一つのテーマに添って作品を制作します。

土を扱う私は、グニョグニョ、アワアワ、虫食い。。
そんなテイストのものを作ってます。

今日の写真はグニョグニョ。。
まだ土のままですので、これから焼いてオモシロいテイストに仕上げます!

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2011年8月 5日 (金)

馬耳西風 at 倉敷 クラフト&ギャラリー幹

お久しぶりです!
青馬窯銭本です。

新しくmacになって使い慣れていなくて、
こちらの写真アップに戸惑っていたらグダグダ、、、
とーってもご無沙汰となってしまいました。。

相棒!ごめんない。。。

今日は、展示の全体を。

今回展示の中心となったのは、
相棒が参加した倉敷フィールドオブクラフトでも大活躍だった、この箱。

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まずは箱のレイアウトから開始です。

展示のイメージは、
「遊牧民が荷解きをしている感じ」
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二人の作品を真ん中に。。

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左手に坂田さんのまえかけのコーナー

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そして右手に銭本の器のコーナー

ギャラリー幹さんのガラス張りのエントランスから差し込む光が
優しく作品を包み込んでくれていました。

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2011年6月 3日 (金)

うら、おもて。

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「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」by 岡本太郎。

「器のうらに模様があってもいいじゃないか!」by 銭本眞理。

氏と並べるとは。。あつかましくて、すんません。

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2011年5月28日 (土)

はいるもの

こんばんは。青馬窯銭本です。
相棒の作ってくれたかわいい「いれもの」もはいるもの、
答えは....
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いろんな形の小さな壷です。
袋には、壷と同じ色のボタンもつきます。

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2011年5月27日 (金)

いれもの

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こんばんは。
[ yumizu ]坂田です。

この入れ物、まだ完成形ではありませんが…。

さて、いったい中に何をいれると思いますか?

楽しみです。

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2011年5月24日 (火)

青い器

こんばんは。青馬窯銭本です。
今回の展示会は初夏の開催となりました。
土のもので涼しさを感じていただける色は何かしら?
考えた結果、今回の新作はこんな質感に仕上がりました。

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私の中で夏の色といえばブルー。窯の名前にも青を使っているほど青い色が大好きです。
青銅のようなこのお皿、40cmほどの長皿です。

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2011年2月13日 (日)

原始的な器

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こんばんは。青馬窯銭本です。

「ずーっと、ブログがもんじゃだねー」と
いうお声をちらほらいただいておりました。
単に私のオサボリでございます。すみません。

さて、年末のフラスコでの展示会で出展してました、
新作の器のご紹介。

原始的なフォルムをもつこの器。
種を真っ二つに割ったような形をしています。
私自身はシリアルやカレーを入れていますが、

お客さまからは玄関に木の実などをいれて、インテリアに
使うという意見も。

展示会では私の思いもよらない器の使い方の
ご提案をいただけるのも楽しみのひとつです。
いろんな想像を掻き立てる器は長く愛されるもの
に成長していくような気がします。

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2011年1月16日 (日)

馬耳西風の夢

こんにちは。青馬窯銭本です。

「馬耳西風の夢」
・・・なんだか、これからの仕事のビジョンを熱く語りそうなタイトルですが。。。

実際に私たちが見た、初夢(たぶん)のお話。

まずは私、銭本の夢。
左手に夫婦岩の見える湾で坂田さんと、
坂田さんの娘さんと私の3人で穏やかな海を見ていたら、
赤から紫のグラデーションの美しい見事なご来光が上ってきました。
それをみたとたん誰がいったか、
「折角、伊勢にきて(どうやら伊勢だったようです)
こんなきれいな朝日をみたんやから、
お伊勢さんの方向に拝まないと!」と
3人でそれぞれの願いを込めて合掌。
その後旅館に行くのですが、
なぜがその旅館、どこの部屋を開けても
トイレ。。。トイレ。。トイレ。。しかない旅館。
「でもきれいな海が見えるからええやん」と宿泊する。
といったもの。

そして坂田さんの夢。
全面ガラス張りの巨大な飛行物体が、
ものすごい低空飛行で坂田さんのほうに飛んできて
「わー!!あれはいったいナニ?!!」とひとりで見ていたら、
飛んできたその物体はそのまま地面に落下。
周りが大騒ぎになっているところへ、同じものがもう一機飛んできて、
今度は坂田さんのすぐ目の前に「ドスン!」と
落ちて地面にめり込んで煙を上げた、というもの。

美しいご来光(吉夢)←→トイレ?????

未確認飛行物体(吉夢)←→落ちる????

いい夢なのか、悪いのか・・・、私たちらしい、とんだ落ちのある初夢。

答えは今年の馬耳西風の動向をご覧ください。

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