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2013年2月19日 (火)

生地の仕入れ

こんばんは。

昨日、ウールのショールの生地の仕入れに行きました。

[ yumizu ]のウールのショールは
主にイタリア、イギリス、フランスなどの舶来の高級生地を
使用しています。
素材は、カシミヤ、アルパカ、アンゴラ、シルク、モヘヤなどですので、
仕入れのお値段もかなり高額になります。

仕入れ先は、とある業者専用の生地屋さん。
私がこの生地屋さんに通い始めてからまだ半年ほどですが、
頻繁に仕入れるせいか、
生地屋さんのおじさんともすっかりうちとけて…、

と言いたいところですが、
これをうちとけたといっていいのかどうか…(笑)

「あんたは、生地選びがまだまだ甘いんや!」とか、

「あんたは、ほんまに商売がヘタやな~。」と毎回叱られ、

「ぼくの言うことに間違いない!
僕を信じて、この生地でショール作っときー!」と
ぐいぐい押し付けてきます。

確かに、おじさんが勧めてくださる生地はどれも
玄人好みのとて良い生地ばかり、
私もその生地がよいものであることはわかるのですが、
どんなに生地がよくても、

 ・ショールに適しているかどうか、

 ・お客様に喜んでいただけるかどうか、

 ・私自身が好きな生地かどうか、

この3点にかなった生地でなければ仕入れることはできません。

ショールはとてもシンプルな形ですし、
すべて同じ形ですので、
よいショールができるかどうかは生地選びにかかっているので、
決して妥協はできません。

なので、私はおじさんの猛攻撃を、
心をオニにして「その生地はいりません!」と、
はね返し続けています(笑)

わたしがきっぱりお断りすると、
おじさんもそれ以上はおっしゃいません。
そこが、おじさんのよいところ。

昨日は、私が望む生地を見つけることができず、
1枚だけ購入しようとしたところ、

「ほな、これの色違いのこっちも買っとき!これもええ色やでー!」

「いえ、それはいりません。こっちだけでいいです。」

「えーい!イライラするわー。
ほんなら、こっちのはぼくが無料で提供するから、
騙されたと思ってショール作ってごらん。
それで、お客さんから追加の注文が来たら、
追加分から代金もらうわ」

「えーーーーー?!
そんなことしてもらっていいんですかー?!」

「ええよ。ぼくは、あんたを育てたろうと思ってるし。」

「はあ…。どうもすみませんです…。」

おじさんが提供してくださった生地は、
ちょっと地味だったので選ばなかっただけで、
決して悪い色ではないので、
この提案を素直に受け入れることにしました。

ですが、販売しても売れなかったらリピートはかけませんし…。
それ以前に、作ってみて私が気に入らなかったら販売さえしませんし…。

そんなんで、いいんでしょうかね…。

おじさんは生地屋さんのプロですので、
当然ご好意だけではなく、
頭の中でパチパチとそろばんをはじいておられることは
重々承知していますが…。

生地屋さんと上手にお付き合いして、
よりよい生地を仕入れることこそ、
私の、最も大事な仕事だと思っています。

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